転職するときの心構え

勢い、焦りでの判断は待って!納得の行く転職活動のために

2024.07.01

勢い、焦りでの判断は待って!納得の行く転職活動のために

後悔ゼロで転職するために!

転職活動を始める前に、おさえておきたい心構え

まずは「転職理由」を明確にしよう

勢いや焦りなど、一時的な感情で転職活動を始めても、なかなか上手くいきません。まずはきちんと仕事の不満に向き合い、転職するべきか、今の職場で頑張るべきか、自分の気持ちを整理することが重要です。

■「転職理由」に迷ったら

具体的な転職理由が思い浮かばない場合は、なぜ転職をしたいのか、悩んでいる理由など、不満や自身の気持ちを紙に書き出す方法がおすすめです。

書き出した悩みを見て、今の職場で解決する方法はないかを見直し、冷静な判断で転職すべきかどうか決断しましょう。

転職を考えたきっかけ・タイミングの例

具体的な仕事の不満が思い浮かばない方のために、よくある転職理由をご紹介していきます。

■転職を考えたきっかけの例

  • 他にやりたいことができた
  • 入社前に想定していた部署に移動ができなかった
  • 成長実感がない
  • 人間関係が良くない
  • 残業が多い、有給休暇を取りにくいなど、労働環境
  • 給与が低い
  • 会社や事業の将来性に不安を感じた

■転職を考えたタイミングの例

  • 今の職場で不満が解消されないと思ったとき
  • なかなか昇給しない
  • 経営方針や職務内容が変化した
  • 出産・育児・介護などによってライフスタイルが変化した

「転職すべきか」改めて考えてみよう

仕事の不満へ向き合った後は、不満のみでなく、現職に満足している点についても見直してみましょう。その上で本当に転職すべきかどうかを考えることで、転職後の後悔を防ぐことができますよ。

■満足度を診断する方法

仕事への満足度は次の8つの指標で判断できると言われています。それぞれ現在の職場と照らし合わせ、1〜5段階で評価してみましょう。

  1. 給与・福利厚生に満足している
  2. 労働環境に満足できる
  3. ワークライフバランスが整っている
  4. キャリアアップへの期待が持てる
  5. 上司の信頼度が高い
  6. 社内コミュニケーションに満足している
  7. 成長できる環境である
  8. チームワークのある職場である

評価が2以下の低い点数だった場合、自身の行動によって改善する方法がないか考えてみてください。それでも改善できないと思った場合は、思い切って転職活動を始めることで、満足できる職場が見つかるかもしれません。