スケジュールの立て方
転職活動にかかる期間の目安は? スケジュールの立て方を解説
2024.07.01
転職活動にかかる期間はどれくらい?
一般的なスケジュールを解説
転職活動にかかる期間の目安
転職活動の開始から内定獲得までの期間は、人によって異なりますが平均で2〜3ヶ月。
「事前準備」「書類作成・応募」「面接」「内定・退職・入社」といった4ステップを合わせて3ヶ月ほどかかると想定し、スケジュールを立てておくと良いでしょう。
また「各ステップごとに、どのくらいの期間がかかるか」を事前に想定しておくと、時間をムダにすることなく、スムーズに転職活動を進めることができます。
各ステップごとにかかる期間は、それぞれ以下の通りです。
【STEP1】事前準備(1.5週間~)
転職活動のファーストステップは「事前準備」。
自己分析や情報収集といった、転職活動を始める前の準備を行います。
「事前準備」にかかる期間は、一般的には1.5週間です。
■自己分析の進め方
- 自己分析で確認しておきたいのは「自身の強み」と「転職の目的」
- 「自身の強み」を明確にするために、これまでの経験、これまで身に着けてきたスキル、数値で表せる実績を洗い出す
- 「転職の目的」を明確にするために、なぜ転職したいのか、何を不満に感じているのかを掘り下げて考えておく
■情報収集の進め方
- 「求人情報のチェック」と「業界研究」を同時に行う
- 「求人情報のチェック」を行う際は、まずは幅広く探してみること
- 「業界研究」を行う際は、業界の動向や将来性を調べておく
【STEP2】書類作成・応募(2週間)
「事前準備」が完了したら、次は「書類作成・応募」のステップへ移ります。
「書類作成・応募にかかる期間」は、一般的には2週間です。
■書類作成の進め方
- 履歴書、職務経歴書を作成していきます。書き始める前に、アピールポイントを書き出しておき、応募企業に合わせてアピールポイントを取捨選択する方法がおすすめです。
- 職務経歴書には決まったフォーマットがありません。自身の経歴やスキルに合わせたフォーマットを選ぶと良いでしょう。
■転職成功者は27.0社に応募している!
- 転職成功者は1社の内定を得るのに27.0社に応募しているというデータがあります。希望条件が絞られているケースを除き、できるだけ多くの求人に目を通しておくのがベター。
- また1社ずつ応募すると、内定が出る期間が異なり、機会損失が生じる可能性があります。先に興味のある求人をリストアップしておき、同時に複数社を受けた方が良いでしょう。
【STEP3】面接(4~5週間)
書類選考に通過したら「面接」のステップへ移ります。
面接の回数は企業によって異なりますが、一次面接から最終面接が終わる期間は4週間〜5週間として見ておけば良いでしょう。
【STEP4】退職・入社の準備(4~6週間)
内定の連絡を受けたら、最後のステップ「退職・入社準備」へ移ります。
■入社検討期間は1週間が目安
内定の連絡を受けたら、条件をよく確認してから返事をしましょう。内定保留の期間は長くても1週間が一般的です。第一志望の企業が選考中だからといって、返答を1ヶ月以上先延ばしにするのは難しいので、選考のスケジュールの立て方には注意してくださいね。
■退職・入社準備の進め方
退職日が確定したら、退職準備を進めます。仕事の引継ぎや取引先への挨拶など、退職準備は思っているより時間がかかるもの。4〜5週間はかかると考えておくと良いでしょう。