自分のペースでできる仕事 15選!メリットや働くためのポイントを解説
仕事をしていると突発的な仕事が降ってきて急な残業になったり、
社内のコミュニケーションによりなかなか仕事が進まないなど、
自分のペースで仕事ができない場面が多々あります。
実際は、
「時間に追われたくない」
「在宅勤務がしたい」など、
自分のペースでできる仕事をしたい人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は自分のペースでできる仕事を15つピックアップして紹介します。
自分のペースでできる仕事15選
自分のペースでできる仕事は、場所や時間、ノルマなどの制限が少なく、自分の裁量で進められる仕事のことを指します。
ただし、すべてが制限されない仕事はほとんどないため、「時間」「場所」「ノルマ」など、何が自分のペースでできることを理想としているのかを絞ると探しやすいでしょう。
そこで、まずはいろいろな面から、自分のペースでできる仕事を15つ紹介するので、働き方や仕事を選ぶときの参考にしてみてくださいね。
①営業職
外回りが中心の営業職は、基本的に外出しているので、顧客と会っていない時間はある程度自由に動けます。
営業職はノルマがあって厳しいというイメージがありますが、反対に言うと「結果が重視」されるので、仕事のスタイルや方法などは自由なことも多いです。
とくに、仕事は好きでも常に社内の人の目に縛られたくないという人には、営業職が向いていると言えるでしょう。
②事務職
事務職は、一般事務職・営業事務職などがありますが、基本的には誰かのサポートをメインとする仕事です。
効率良く働けるように気を遣う一面はありますが、残業が少ないため自分の時間を確保したいという人に向いている仕事と言えます。
③Webデザイナー
Webデザイナーは、サイトのレイアウトやロゴなどをデザインしたり制作する仕事です。
作業自体は1人で進められるので、オンラインツールを利用すればすべて在宅で完結することもできるのがメリットと言えます。
④自営業
自営業は、クライアントから直接案件を受けたり、自分でお店を開くなどして収入を得る方法です。
自分で働く場所や時間、休日なども決められるので、マイペースに働きたい人に憧れの働き方とも言えます。
ただし、実際は状況によっては多忙になるなど休日がなかなか取れないこともあるので、働くことが好きな人や、主婦など、時間・場所に制約がないことを求める人に向いていると言えるでしょう。
⑤農業・漁師
農業や漁師は、作物を造ったり獲ったりしたものを売ることで収益を得る仕事です。
時間に制約がなくコミュニケーションも少ないので、自分の裁量で仕事をしたい人におすすめな職業と言えます。
⑥ドライバー
ドライバーはタクシーやトラックの運転手のことを指し、車の運転がメインの仕事です。
とくにトラックは仕事時間のほとんどを1人で車内で過ごすため、人間関係に囚われないのも大きなポイントと言えるでしょう。
⑦司書
図書館司書は、図書館で本の整理や本の貸し出し・返却対応が主な仕事内容です。
司書は資格が必要となりますが、静かで落ち着いた環境で働きたい人にとって、理想的な環境と言えるでしょう。
⑧自宅教室・サロン
ピアノやヨガなど、スキルや経験があれば自宅でサロン・教室を開業する方法もあります。
経営者になるので時間の制約が少ない一方、安定するのには時間がかかるので注意が必要です。
⑨オンライン講師
オンライン講師は英会話や家庭教師など、オンライン上で誰かに教えることが主な仕事です。
多少は生徒の希望時間に合わせる必要がありますが、休日や働く時間も選びやすく自分の生活スタイルに合わせて活動できるのが特徴です。
⑩ライター・編集者
ライターや編集者は、クライアントの依頼を受け、ブログやサービスの紹介記事を書くのが主な仕事です。
ライターに必要なのはパソコンとインターネットだけで、専門知識が必要ないので初心者でも始めやすいと言えます。
とくに、Webライターは取材が少ないので、場所・時間に囚われず仕事ができるのも特徴です。
⑫グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーは、新聞やカタログといったメディアで情報発信する仕事です。
イラストレーターは絵を描く仕事がメインですが、グラフィックデザイナーは広告商材に関わるデザインから入稿まで手掛けるのが特徴です。
フリーランスで活躍している人も多いので、将来性も高く、自由度も高い仕事と言えます。
⑬データ入力・管理
データ入力・管理の仕事は、議事録や資料から指定のフォーマットなどに入力するのが主な仕事内容です。
1人で黙々と仕事をすることが多いため、仕事の進め方も自由なのが特徴です。
ただし、データ入力・管理の仕事といっても入力のみではなく、中にはコールセンターや事務職といった仕事をこなしながらデータ入力する場合もあるので、注意しましょう。
⑭カスタマーサポート
カスタマーサポートは、特別な資格が必要ありません。
また、最近では在宅でコールセンター業務ができる求人もあるので、家事や育児で忙しい主婦でも両立しやすいです。
⑮プログラマー
プログラマーはエンジニアの指示をもとに、機械やアプリなどにプログラミングを行うのが主な仕事です。
専門知識やスキルは必要ですが、基本的には1人で進める仕事でリモートワーク求人が多いのも特徴と言えます。
また、プログラマーは収入も高めで、長期的にキャリアを積みたい人におすすめです。
自分のペースでできる仕事のメリット
自分のペースでできる仕事のメリットを、具体的に見ていきましょう。
①ストレスの軽減と健康への影響
自分のペースで仕事を進められることで、スケジュールにも余裕が出て心身ともにリラックスした状態で仕事ができます。
無理なスケジュールを組まれてしまうとストレスがかかり、健康にも影響が出ることも少なくありません。
フレックス制が可能な職場なら、自分に合ったペースで仕事を進められるでしょう。
②家族や趣味の時間を確保
自分の裁量で仕事をセーブできるなら、家族や趣味の時間などワークライフバランスも充実できるのがメリットと言えます。
残業や持ち帰りの仕事が少なければ、それだけプライベートの時間が増えるので、オンオフを切り替えて仕事しやすいと言えるでしょう。
③自立心と責任感の向上
自分のペースで仕事ができるということは、自分の責任で仕事を行う必要があります。
言い換えれば、自分で仕事を進めるという責任感が芽生え、成長するきっかけにもつながります。
④創造性が高まる環境
Webデザイナーやライターなど、クリエイティブな仕事は創造性やアイデアが求められる仕事です。
こういった職種では、在宅勤務が可能な職場も多く、静かな環境でリラックスした状態で仕事ができることが多いです。
⑤長期にわたるキャリアの構築
自分のペースでできる仕事はストレスが少ないため、長くキャリアを積みやすく自分のスキルを高められるという特徴もあります。
資格を取得することでキャリアアップも狙えるので、長期的なキャリアを検討したい人におすすめです。
時間以外にも与える影響
自分のペースでできる仕事が時間以外にも与えるメリットについて、具体的に解説します。
①仕事の達成感と自己成長
自分のペースでできる仕事は、仕事の達成感と自己成長も得られます。
自分のペースでできる仕事の多くは、勉強や進め方次第で大きく成長もできるため、達成感を感じやすくやりがいが大きいのも特徴です。
②社会との繋がり方が変わる
自分のペースでできる仕事は、プライベートの時間が増えることから社会とのつながり方も変わります。
たとえば、リモートワークなら会社の人との飲み会が少なくなったり、習い事をする時間もつくりやすくなります。
また、リモートワークは今まで仕事に取られていた通勤時間もなくなるので、プライベートの時間を充実することもできるでしょう。
③メンタルヘルスの維持
自分のペースでできる仕事に就くと、メンタルヘルスにも大きな影響があります。
もし、人と関わる仕事でストレスを感じやすいなら、自分のペースでできる仕事を選べばコミュニケーションが最小限になるので落ち着いて仕事をしやすいでしょう。
④リーダーシップの発展
自分のペースでできる仕事は、リーダーシップ能力を鍛える効果もあります。
自分のペースでできる仕事を言い換えると、仕事の進め方が自由な分、自分で計画を立て、自分自身をセルフコントロールする能力が求められるということです。
自分のペースでできる仕事をしていると、自然と優先順位を決めて、計画的に仕事を進める能力が身に付きます。
⑤新しい価値観の形成
今まで言われたまま仕事をしていた人が、自分のペースでできる仕事に就くと新しい価値観を形成するきっかけにもつながります。
自分のペースでできる仕事は、どのように進めるのか、どの順番で行うのか、効率よく進める方法などを、すべて自分でコントロールする必要があります。
つまり、今までとは仕事のスタイルが大きく変わるため、仕事にやりがいを感じるポイントに気づくきっかけにもなるでしょう。
自分のペースで働くためのポイント
自分のペースで働くためには、仕事選び以外にも取り組む姿勢や心構えなど、気を付けるポイントがあります。
①効率的なタスク管理
自分のペースでできる仕事といっても、期限や納期があることも多いので、タスクに対してスケジュールを決めて優先順位の高い順から進めていくことが重要です。
タスクが複数になる場合、それぞれの納期に余裕を持って対応できるよう、タスクを一覧にして常に見える化しておくことをおすすめします。
重要度・緊急度でタスクを整理して計画的に進めることで、突発的な仕事がきても慌てず対応できます。
②コミュニケーションの工夫
自分のペースでできる仕事の場合、コミュニケーションの機会が限られるので、通常の職場よりも注意しなければなりません。
たとえば、リモートワーク中心の職場では対面でコミュニケーションが取れないので、最初のうちは積極的にコミュニケーションを取ることで質問がしやすい環境を整えるといった工夫が必要になります。
③自己管理能力の向上
自分のペースで働くには、自分自身を管理する能力も求められます。
自分のペースで働ける仕事では、反対に自分以外にタスク管理をする人がいないため、仕事を抱えやすくなりやすいです。
キャパオーバーを起こしやすい一面もあるため、自分の能力を超えた仕事は断ったり、他の人に頼ることも重要です。
④バランスの取り方
自分のペースで仕事をするには、心に余裕をもってバランスを保っていくことも重要です。
自分には対応しきれない仕事を抱え、無理に頑張りすぎて体調を壊すことも起こりがちなので注意しましょう。
⑤必要なツールと環境の整備
必要なツールや環境を整えることで、自分のペースで仕事をしやすくなります。
たとえば、タスク管理ツールや時間管理ツールを使うなど、自分の仕事を可視化できるツールを使うことで、自分の作業時間や仕事内容がわかりやすくなり、業務改善のきっかけになるでしょう。
また、リモートワークであれば、疲れにくいデスク回りを整える、リラックスできるアイテムを取り入れるなど、仕事をする環境を整えるとより仕事に集中できます。
自分のペースでできる仕事を探す方法
自分のペースでできる仕事を探すには、ハローワークや就職サイト、就職エージェントを使うと良いでしょう。
それぞれのメリット・デメリットも合わせて、具体的に解説していきます。
①ハローワークを利用する
ハローワークとは、厚生労働省が運営する「公共職業安定所」のことを指します。
ハローワークでは無料でさまざまな支援が受けられるので、転職が初めての人は心強い味方になるでしょう。
ハローワークでは、受けられる支援には、主に以下のような種類があります。
・職業紹介:全国の求人情報から、求職者に適切な仕事を紹介
・職業相談:求職者の経歴・希望をヒアリングし、職種やキャリアプランをアドバイス
・職業訓練:求職者の希望する仕事につけるよう、スキルアップを目的とした職業訓練の紹介
・障がい者向け支援:障がいがある人に対して就職を支援する専門窓口
・就職支援セミナー:履歴書・職務経歴書の書き方から面接対策など、就職に関するサポート
・雇用保険に関する手続き:失業手当など、雇用保険に関する手続き
ただし、ハローワークはあくまでサポートの意味合いが大きく、事前にある程度希望する職種などの方向性を決めたうえで活用することをおすすめします。
②就職サイトを利用する
パソコン・スマホを活用して就職サイトを見て、自分で求人を探す方法もあります。
就職サイトは幅広い求人を扱っているので、自分のペースで気軽に自分に合う求人を探せるのがメリットです。
ただし、就職サイトを利用して転職活動を行う場合、企業の情報収集から企業選び、履歴書作成などをすべて自分1人で行う必要があります。
そのため、転職活動が初めての人は不明点が多く、転職活動に時間がかかることもあるので注意が必要です。
③就職エージェントを利用する
就職エージェントとは、あなただけの専属キャリアアドバイザーが転職活動に関するサポートを無料で行ってくれるサービスのことです。
就職エージェントは企業から収益を得ているので、すべてのサポートが無料で受けられるため、転職活動が初めてで不安な人にはおすすめな方法です。
また、非公開求人も扱っているので、ほかでは見つからない大手やレア求人に応募できるチャンスがあります。
無理に転職をさせられることはありませんが、すぐ転職したい人に対してのサポートがメインとなるので、まだ転職に迷っている人は合わない可能性があります。
まとめ
今回は、自分のペースでできる仕事を15つをピックアップして紹介しました。
「自分のペースでできる」といっても、時間や場所、人間関係など、マイペースに仕事がしたい理由は人それぞれ異なります。
自分のペースでできる仕事はストレスがたまりづらく、長期的なキャリア形成をしたい人にもおすすめな仕事です。
ぜひこの記事を参考に、自分に合う仕事を見つけてみてはいかがでしょうか。
もし、仕事選びに悩んでいるなら、キミナラのようなキャリアアドバイザー紹介サービスを利用してみるのもおすすめです。
キミナラのキャリアカウンセリングは、オンラインで簡単に申し込めます。 まずは、お気軽に相談してみませんか?
キミナラ編集部の部長。1996年茨城県水戸市生まれ。東京都在住。
前職では転職エージェントのキャリアカウンセラーを3年経験。その後、キミナラに転職し編集部で勤務しています。
大学までは部活で水泳をやっていました!今は趣味でカフェ巡りにハマっています。
これまでの知見をもとに読者の方にたくさんの転職情報を発信していきたいと思います。