やりたい仕事の探し方

【やりたい仕事がない・分からない人が適職へ転職する方法】年代別のコツも解説

2024.07.01

【やりたい仕事がない・分からない人が適職へ転職する方法】年代別のコツも解説

「やりたい仕事」が分からない人必見!

適職を見つけて転職する方法【年代別の解説あり】

今「やりたい仕事」が分からなくても、適職は見つかる!

「転職したい」と考えているものの、いざ転職活動を始めようとすると、何をやりたいのか分からない。そのような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

今回は「やりたい仕事」が分からない人に向けて、適職を見つけるヒントをご紹介します。

「やりたい仕事」が分からなくなる原因は?

「やりたい仕事」がない・分からないと感じてしまう原因は、大きく4つに分けられます。具体的なキャリアプランがないケース、自己分析が不足しているケース、職種・業種の知識が不足しているケース、条件を重視しすぎているケースです。

それぞれ具体的に見ていきましょう。

■原因1:具体的なキャリアプランがない

「具体的なキャリアプランがないと転職できない」と思い込んでいませんか?

確かに面接で将来の夢を質問されることは多く、具体的なキャリアプランがあるに越したことはありません。

しかし、「○○業界で働きたい」「10年後・20年後は○○というポジションにつきたい」など、明確なキャリアビジョンがある人は実際にはごくわずかです。

キャリアプランが見つからない人は、無理にキャリアプランを立てようとするのではなく、「今の自分がしたいこと」に目を向けてみましょう。

これまでの仕事を振り返り、何をやりたいか、どのようなことが得意かを深堀りしていきます。そういった現在の視点から「やりたい仕事」を考えることで、自然とキャリアプランも見えてくるでしょう。

■原因2:自己分析が不足している

「やりたい仕事」以前に、自分の得意不得意がわからない人は、改めて自己分析を行ってみましょう。

自己分析を行う際は、難しく考える必要はありません。まずは以下のポイントを振り返ってみましょう。

  • 得意な仕事
  • 不得意な仕事
  • 楽しいと感じる仕事
  • 苦に感じる仕事

これらを書き出し、それぞれの理由を深堀りしていくことで、自分の強みや志向性を理解しやすくなります。「なぜそう感じたのか」をそれぞれ深堀りしていくだけでも、自分のことを掘り下げることができますよ。

■原因3:職種・業種の知識が不足している

「知名度の高い職種で調べる」「現在の仕事と同じ業界で調べる」といったように、限られた範囲で求人を探していることで「やりたい仕事」を見つけられていないケースもあります。

なかには未経験でもチャレンジできる求人もあるので、幅広い業界・職種を見てみるのも一つの手。まずは様々な職種や業種について調べることから始めましょう。

■原因4:条件を重視しすぎている

給与や休み、福利厚生といった条件を厳しくしてしまうと、限られた求人しか見つかりません。

希望条件がすべて揃った求人を見つけるのは難しいもの。また給与のみで職業を選ぶと、モチベーションにつながらない、将来的なキャリアアップに支障が出るといったデメリットもあります。

とはいえ、自分らしく働くためには条件も重要ですよね。改めて希望の条件を見直し、優先度を決めていくと良いでしょう。

やりたい仕事が分からなくても大丈夫!適職の探し方5つ

■これまでの仕事内容を振り返る

「やりたい仕事」が分からない方は、まず職務経歴の棚卸しを行ってみましょう。

これまで携わった業務を時系列に書き出し、それぞれの業務の中で、印象に残っている仕事について具体的なエピソードを書き出していきます。

具体的なエピソードの例)

  • うれしかったこと
  • 評価されたこと
  • 大変だったこと
  • 苦労したこと

■人生で心に残っている場面を掘り下げる

さらに自己理解を深めるには、自分史を作成する方法がおすすめです。

自分史とは、生まれてから現在まで、自身の半生を書き出したもののことです。心に残っている出来事を振り返り、その時に何を感じたのか、なぜそう感じたのかを深堀していくことで、自身の価値観を理解するヒントが得られます。

■数年後どうなっていたいか想像する

将来のキャリアや生活について想像することは、自己理解を深めるための重要な手段です。数年後、自分がどのような仕事をしていたいか、どのような生活を送りたいかを具体的に考えてみましょう。

具体的なイメージが湧かない場合は、自分が尊敬する人物や成功している人のキャリアを参考にしてみてください。その人がどのような経歴を持ち、どのような道を歩んできたかを調べ、自分の目標とするキャリアに近づけるよう、努力しましょう。

■第三者への相談やツールを利用して客観的な意見を得る

第三者の視点や意見も、積極的に取り入れてみましょう。以下の方法を活用することで、客観的な視点を得ることができます。

  • 上司や友人、家族などに相談する
  •  転職エージェントを利用する

特に活用したいのは転職エージェント。

転職エージェントは客観的なアドバイスや業界の情報を提供してくれる「転職の専門家」です。求人情報の提供はもちろん、自己分析やキャリアプランニングの相談にも乗ってくれるため、客観的な意見を取り入れたいときは、まず転職エージェントに相談してみると良いでしょう。

■さまざまな職種や業種の求人に目を通す

実際の求人を見て働き方を想像してみることも、自分に合った仕事を探すヒントになります。

自己分析を行うだけでは、自分の得意なことや興味のあることが、どのように仕事に結びつくか具体的にイメージしづらいですよね。

求人情報を見ることで、「自身の経験やスキルの活かし方」をイメージすることができますよ。

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【年代別に解説】やりたい仕事が分からないときの“転職活動のコツ”

「転職したいけどやりたい仕事がない」「どのような仕事が自分に合うか分からない」という悩みは、年代を問わず生じるもの。しかし、年代ごとに転職活動のコツは異なります。

ここからは年代別に転職活動のコツを見ていきましょう。

■20代が知っておくべき転職活動のコツ

20代は経験が浅いため、自分のスキルをどのように活かせばよいか分からず、転職に踏み切れない人が多い世代。

特に20代前半は「できることがない」と感じることで、「やりたい仕事がない」と思い込みがちです。しかし、この年代には未経験の職種や業種にも挑戦できるチャンスがあります。スキルや経験にとらわれすぎず、幅広く検討してみましょう。

一方で20代後半の場合、ポテンシャルのみでなく、スキルや経験も求められる傾向があります。もちろん、まだ若いため未経験でも採用されるケースはありますが、面接において聞かれるのは主にスキルや経験です。ポテンシャル以外の強みを深掘りした上で、「やりたい仕事」を探すようにしましょう。

  • 幅広い職種・業界を調べてみる
  • 20代後半は経験やスキルを深堀りする

■30代が知っておくべき転職活動のコツ

30代はこれまでの経験を活かすことが重要。自己分析をしっかりと行ったうえで、経験をどのように活かすことができるか明確にしましょう。

  • 職務経歴の棚卸しを行い、経験した仕事や培ったスキルを整理する
  • 自分が将来どうなりたいか、どのようなキャリアを築きたいかを考える
  • 培ってきたスキルと将来の目標を掛け合わせ、やりたい仕事を考える

■40代が知っておくべき転職活動のコツ

40代は経験が豊富な分、何をアピールすれば良いか分からなくなりがちな年代です。しかし、この年代は強みが蓄積された時期でもあります。強みを活かせる求人を探すことで、転職活動がスムーズに進めやすくなるでしょう。

  • 職務経歴の棚卸しを重点的に行い、強みや成果を明確にする
  • 経験やスキルにマッチした求人を探す

どの年代でも、自己分析を行い、自分の強みや適性を把握することが転職活動の成功につながります。これらのポイントを参考に、自分に合った転職先を見つけてください。